おみまい堂書店物語
本好き看護師がつくった本屋さんです。人生に寄りそう本を毎日届けます。
コトバ・詩・絵本の棚

赤崎水曜日郵便局/3年間だけの郵便局の軌跡

こんにちは。おみまい堂書店です。
今日は、この本、持っていきます。


熊本県南部の小さな町の海辺にある、「赤崎水曜日郵便局」。
ここには、全国各地から、「水曜日の物語」が流れ着き、そして旅立っていく場所。

ここに水曜日の手紙を1通出すと、どこかの知らない誰かの水曜の手紙が、もちろん個人情報は伏せられて、転送されてくるそうです。

手紙を通しての一期一会の出会い・・・素敵ですね。

なぜ水曜日なのかというと、この郵便局の建物が海の上にあるため、海が陸と陸をつなぐように、人と人をつないでいきたいという思いと、週の通過点で、なかなか記憶に残りにくい週の真ん中の水曜日。

だからあえて水曜日に焦点をあてることで、日常性を大切にし、他人の日々の暮らしに、思いを馳せてほしいという願いからだそうです。

なお、この赤崎水曜日郵便局は本当の郵政事業ではなく、廃校になった旧赤崎小学校の建物を利用した、つなぎ美術館が主催するアートプロジェクトのひとつ。

そんな赤崎水曜日郵便局ですが 、惜しくも2018年に閉局してしまったそうです。

たった3年間の郵便局の物語と、そこに来た全国からのたくさんの水曜日の手紙が読める1冊で、気持ちがあったかくなりますよ。
              
         
  おみまい堂書店