おみまい堂書店物語
本好き看護師がつくった本屋さんです。人生に寄りそう本を毎日届けます。
家族のこと

冷蔵庫のうえの人生/伝え合う気持ちの大切さ

こんにちは。おみまい堂書店です。
今日は、こんな本を持っていきますね。


産婦人科医の母と15歳のクレア。
忙しく働く母とすれ違いの母子は、互いに冷蔵庫のドアにメモを残して、互いのことを伝えあっている。

その母娘のメモの文面だけで進んでいく物語です。

クレアは、学校であったことや、友達のこと、ボーイフレンドのこと、自分のことを綴り、母親は、その返事や、食事の用意のこと、お小遣いのことなどを綴り冷蔵庫に残します。

でも、少しずつ二人の間にズレが生じはじめます。
クレアは友達の家に泊まることが増え、母親のメモしか貼られていない日も多くなり・・・。

しかし、そこに突然、母親の病が発覚します。

どこの家庭にも起こる、親子の気持ちのすれ違いの時期。
ぶつかり、分かり合えず、離れていく気持ち。
でも、その根底にある本当の気持ちや思い・・・。

誰にもある、もしくは、誰にもあった時期をベースにした物語で、自分とかぶせて、ふと胸を締め付ける一冊です。


短くても少しの言葉でも、たとえば家に帰って「おつかれさま」っていうメモが一言あるだけで、その人の優しさや思いって伝わってくるものです。

もし最近、すれ違ってる家族や、大切な人がいるのなら、気持ちを一言添えてみるのもいいと思いますよ。

少し照れはありますけど。

      
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