おみまい堂書店物語
本好き看護師がつくった本屋さんです。人生に寄りそう本を毎日届けます。
くらし、くらし方の棚

ぼくの住まい論/みんなの居場所づくり!

こんにちは。おみまい堂書店です。
今日は、この本、持っていきますね。


一番落ち着く場所・・・家。
家族がいて、自分の気に入ったモノがあって・・・そして、自分の一番の居場所である家。

今日の本は、 21年間勤めた神戸女学院大学を定年退職した内田さんが、 合気道道場付き
の家 「凱風館」 を完成させるまでの物語です。

土地購入からはじまり、間取り決め、材木選び、職人さんとの出会いなど・・・たくさんの
工程を経て、この 夢の住宅が、ひとつひとつ出来上がっていきます。

能舞台も付いているそうですが、この合気道道場付き兼自宅「凱風館」 。

自分や家族だけでなく、お父さんの趣味や生きがいや、そして合気道を習うこどもたちの「居場所」という機能もあって・・・。

また、合気道の他にも、

ジュリー部(沢田研二ファンクラブ)
甲南麻雀連盟
おでん部(おでんを食べ歩く会)
巡礼部(国内外の聖地を巡礼する会)
うな正会(鰻を食べ歩く会)
ス道会(武道スキー愛好会)

等々・・・、様々な人の集まれる「居場所」にもなっていて、
まさに「みんなの家」ですね。

普通の人は、一生のうちで一番大きな買い物になる家ですが、少し家という見方を変えて、こういう違った機能や目的がある家っていうのもいいですね。

内田さんは、どこへ行っても、困ったことがあれば帰ってこれる場所「母港」として、灯台のような家にしたかったそうです。

家族だけでなく、ここに集まる人たちが、いつでも帰ってこれる場所・・・本当に素敵です。

    おみまい堂書店

------------------
2012年7月 新潮社刊 190ページ
こちらもどうぞ → 住み開き
------------------