おみまい堂書店物語
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健康の棚

母のいる場所シルバーヴィラ向山物語/あったか施設の物語 

こんにちは。おみまい堂書店です。
今日は、こんな本を持っていきますね。



東京の練馬にある、有料老人ホーム『シルバーヴィラ向山』。
そこに母親を入居させることになったヒサダ一家。

入居した母親。
入居させた家族。
入居している老人たち。
見守りケアするスタッフ・・・。

母親と、シ ルバーヴィラ向山 という場所を真ん中に、いろんな人たちと出会い、
つながりと、新しいドラマが始まる・・・。

親が施設に入るって、ひとつのドラマでもあるんですよね。

入居する親だけでなく、その子供も 昨日まで知らなかった世界や人たちとつながって。
親が最後にくれる“縁”なのかもしれません。

そして、このシルバーヴィラ向山。
ここで暮らす老人たちも、家族も、スタッフも・・・みんな幸せそうです。

認知症をはじめ、老いに直面し、抱える高齢者の問題はどこでも同じですが、
それを優しく見守る目や環境があるかで、幸せか、希望が持てる場所なのかは分かれます。

介護の本ですが、なんだかほっこり、そして少し泣ける一冊ですよ。


   
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2001年10月 文藝春秋刊
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