おみまい堂書店物語
本好き看護師がつくった本屋さんです。人生に寄りそう本を毎日届けます。
医のこと

看護師も涙した 老人ホームの素敵な話/人生最後の「人間交差点」の場所で。

こんにちは、おみまい堂書店です。
今日は、この本を持っていきますね。

特別養護老人ホームで働く看護師さんが書いた、老人ホームでの17編の素敵な話集です。

特別養護老人ホームとは、通称「特養」と呼ばれていて、介護保険が適用され、65歳以上の要介護3から入所できる。ほとんどが認知症を持ち、寝たきりの方も多い老人ホームです。最近は、その役割も変わってきていると聞きますが、終の棲家としても利用される人が多いようです。

さて、「終の棲家」「人生の最後の居場所」にもなる、この老人ホーム。
聞くところによると、その施設により環境は雲泥の差があるようです。

施設の古さ等のハード面もあるでしょうし、体制やそこで介護する人の姿勢や意識によって差が出るのかなと思います。

中でも、そこで実際に介護する人の意識や姿勢って、やっぱり一番大切だと思います。

介護される側は、人生の最後に、この人と出会えてよかったと、
介護する人は、この人の人生の最後に関わらせてもらえてよかったと、
両者がそんな風に思えたら、一番なんでしょうね。

特養で看護師として働いている小島すがもさんが、様々なお年寄りとの出会いを書いた本です。

その日常の関わりがユーモラスに、朗らかに描かれていて、心がぽかぽか、そして、どこか胸が熱くなって、

人生の最後について考えさせられる一冊ですよ。


ーーーーーーーーーーーー
2018年5月 東邦出版刊
ーーーーーーーーーーーー


おみまい堂書店