おみまい堂書店物語
本好き看護師がつくった本屋さんです。人生に寄りそう本を毎日届けます。
人生や生き方の棚

75年目のラブレター~97年の人生から見えたこと~

こんにちは。おみまい堂書店です。
今日は、この本を持っていきます。



残念ながら、この本の出版の3年後の2016年に4月にこの世を去られましたが、当時97歳まで現役だった小児科医の貴島テル子さんが2013年に出された本で、たった75日間の新婚生活と、97年間を生きてきて思うことの二つのをテーマに書かれている本です。

夫の戦死後70年の間、夫が残してくれた150通の手紙を支えに、戦時中から平成の28年までの間、一人で現役の医師として97歳まで働き続けた貴島さん。

そして、昭和の戦時中から、戦後の混乱期、そして復興期から平成へと、激動と変化の時代の中で生き抜いてきた貴島さんが見続けてきたもの。

その歳月の中での思いや出会い、体験が綴られています。

70年間・・・寂しい時も、辛い時もあったでしょう。
でも、そんな時、亡くなった夫がくれた手紙を取り出し、心を慰めながらきたそうです。

97歳まで生きるって、そして、97歳から見える人生ってどんな風なんでしょう。
97年を生きた貴島さんが、生きてきた道からわかったこと、覚えたこと、辛さの意味や越え方等、たくさんのことを教えてくれる一冊です。

貴島さんは、あの世で旦那様とは会えたでしょうか。
会った時、二人はどんな会話したのでしょうか。

きっと一生懸命、天寿を全うするまで生きてきたことを、旦那様は褒めてくれてるんじゃないかなって、ふと、そんなことを思いました。


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2013年5月 朝日新聞出版刊
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