おみまい堂書店物語
本好き看護師がつくった本屋さんです。人生に寄りそう本を毎日届けます。
世界・社会の棚

人を助けるすんごい仕組み/一人ひとりの力が未来を変える!

こんにちは。おみまい堂書店です。
今日は、この本、持っていきますね。



あの3.11のあと、
仙台出身の著者、西条剛央さんは、おじさんが行方不明の中、南三陸町に入り、惨状に言葉を失います。自治体や拠点避難所には物質が山積みになり、受け入れを断っているのに、小さな避難所には物質が届いていない状況。

それを目の当たりにし、衝撃を受けました。

なんとかしなければ・・・。

そして、全国の1人ひとりの力を活かす仕組みをつくるしかないと、『行政を通さずに必要としている人に必要なものを必要な分だけをダイレクトに届ける』という、ある仕組みをつくります。

この仕組みは、瞬く間に広がり「ふんばろう東日本支援プロジェクト」が誕生しました。

この本は、なんのボランティア経験もない一人の男性が、3.11の現状を見て衝撃を受け、なんとかしなければという一心から、画期的な仕組みを編み出し、それがやがて、大きなムーヴメントをつくっていくという物語です。

今もまた、熊本豪雨で洪水が起こり、たくさんの人の暮らしや命が奪われ、そしてこれからも日本各地で洪水などの天災が予想され、危ぶまれています

その中で、「なんとかしたい」「してあげたい」そんな気持ちをもつ人もいると思います。

だけど同時に「何をしたらいい?」
そんな葛藤にぶつかる人もいるも。

そんな人に、起こること、起こってしまったことに、どう動いたらいいのかの一つの例として、指し示してくれる一冊になると思います。

自分のできる、自分の考えるやり方で、自分の得意な方法でやればいいということを教えてくれます。

震災や、洪水などの天災や、いろいろな不測の様々な出来事。
そして、そこにいる人たちをなんとか助けたいという気持ちの力。

人の優しさの力に気持ちが動かされて、
二の足を踏んでいる人に勇気をくれる本です。

そして、ひとりの力の大きさを教えてくれる一冊ですよ。

ーーーーーーーーーーーーー
2012年2月 ダイアモンド社刊
ーーーーーーーーーーーーー

おみまい堂書店