おみまい堂書店物語
本好き看護師がつくった本屋さんです。人生に寄りそう本を毎日届けます。
旅の棚

四万十食堂/思い出の味をめぐる旅

こんにちは。おみまい堂書店です。
今日は、この本、持っていきますね。


危篤の知らせで久々に帰った故郷の病院で、末期がんで点滴で生かされている父の姿を見て「食べることは生きること」を実感し、父と食べた思い出の味を思い出そうと、高知県の南西に位置する幡多地方の店や食を巡ります。

ともに高知県の中村市出身という、『深夜食堂』の作者である阿部夜郎さんと、作家の佐古文男さんの二人の共著でつくったイラストエッセィです。

おみまい堂店長も、土佐清水市という高知の端っこに友達がいて、何年かに一度は遊びに行くのですが、魚などの海の幸は、本当に安くて美味しいんですよ。

幡多地方のおいしそうな食材を、佐古さんの思い出のともに巡るのも楽しいですが、ふと、自分の記憶の中にある、忘れられない故郷の味も思い出せます。

近所にあったお好み焼き屋や、ラーメン屋さんとか、たとえ何の変哲もない食堂だったとしても、

自分の思い出の中にある、あの店や食べた物のこと、一緒に食べた人とのことをふと思い出して、少しノスタルジーな気持ちになれたりもします。

少し心の旅ができる一冊ですよ。


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2014年7月 双葉社刊
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